年末までボートレース

趣味でボートレースに関する色々な記事その他を書いていきます。

2016 第5回平和島クイーンズクライマックス 賞金ランキング7位&12位 驚異のアラフィフ 寺田千恵と山川美由紀

 今回は表題レースに賞金ランキング7位と12位で出場する、

寺田千恵選手山川美由紀選手についてです。

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左が寺田選手、右が山川選手。いずれもボートレース公式サイト、

BOAT RACE OFFICIAL WEB SITE

より引用。

 

■今回のクイーンズクライマックス出場選手の年齢構成

今回この大会に出場する選手達の年齢は以下の通りです(賞金ランク順)。

遠藤 エミ 28歳
海野ゆかり 43歳
小野 生奈 28歳
松本 晶恵 29歳
長嶋 万記 35歳
平山 智加 31歳
寺田 千恵 47歳
竹井 奈美 27歳
日高 逸子 55歳
樋口由加里 28歳
中谷 朋子 40歳
山川美由紀 50歳

20代後半から30代の、何事も脂がのってくる年齢の選手達に交じって

アラフィフが3名もいます。(ちなみに女子選手は全体で180人程度)

この3人のうち、日高選手は以前の記事

 

masuosan55.hatenablog.jp

 でとりあげたので、残り2人のアラフィフについて取り上げます。

 

■昔女子選手は邪魔者扱いだった

  現在、年末にこのような大規模な女子だけのレースが開催されている現状から信じられないとは思いますが、

ボートレースにおいて80-90年代当時女子は邪魔者扱いでした

 

 この競技は元々、故笹川良一氏が60年以上前の創設時に「今後は社会で男女平等で

戦う時代が来る」という考えから、最初から男女が同じ条件で戦う様にしたのですが、

やはり圧倒的に男性が強く、女子選手はG1等に来ることはほとんどなく、来ても

「何しに来たの?」と言わんばかりに男性選手達にレースではコースを取られる等、

徹底的な攻撃を受けていました。

 

 その流れを徐々に変えていったのが、今回クイーンズクライマックスに出場している、日高逸子・山川美由紀・寺田千恵の3選手と、この大会と同等の価値がある

女子レース最高峰の女子王座決定戦を3連覇した、鵜飼菜穂子選手なのです。

 

 彼女達は持ち前のセンスもあったのでしょうが、「男性には勝てない」等と思わず

努力を続け、山川選手は男女混合G1優勝(これは以前の記事で書いた平山選手と彼女しか持っていない記録です)、寺田選手は女子で初めてSGの優勝戦に進出するという快挙を成し遂げます。

 

 この様な活躍と、男尊女卑の強かった世代が引退してきたのもあり、現在のボートレースにおいては真の意味で男女平等で、たくさんの女子選手が男子選手に負けじと挑戦していく土壌が作られました。

 

■この2人がこの大会に存在する意味

 さてこの2人からして、現在の女子の活況ぶりは自分たちの仕事が認められたと

思う反面、「苦労を知らない若い世代は・・」と感じる事もあると思います。

もちろん、ほかの9人の選手達はトップクラスの選手だから努力もしているのでしょうが、いかんせん当時の時代を知らないから、恵まれた環境でぬくぬくと来たと感じる事もあるのではないのでしょうか。

これは昭和の時代の漫画などによくみられるパターンで、自分としてはどちらの世代にも感情移入ができます。

女子の最高峰のレースの場合、男子と違ってこういう世代間闘争が勝手に妄想できるのが魅力です。

また、過去の優勝者を見ても日高選手が一昨年の2014年大会を制している事からわかる様に、ターン等身体能力だけで決まるのではなく、レース内での駆け引きや心理戦などにも長けたベテランの活躍にも十分チャンスはある、という事で非常に面白いです。

 

masuosan55.hatenablog.jp

 上記の記事にある様に、初日トライアルは山川選手なんかは6号艇というだけで人気をずいぶん落としているので、普段の生活で若い世代の台頭に意気消沈しがちな世代の方々は、あえて彼女を絡めた舟券を大量に購入して、的中したら溜飲を下げる、なんてのもいいかもしれませんね。

 

 またシリーズ戦にも目を向けると、やはり20代にまじってアラフォー・アラフィフが結構参戦しています。ここ平和島で、シリーズ戦も熱い世代間抗争が行われる事を期待します。